2014年11月14日金曜日

Pasporta Servo on Wall St. Journal

ウォールストリートジャーナルにエスペラントの記事が載った。
パスポルタセルボ(エスペラントの無料宿泊網)について。
現在、Pasporta Servo のウェブデザインを一新しているとのこと。
デザインが格好良くなって、使いやすくなったら、また旅行に行きたくなりそう。
(そうでなくても海外には行きたいけど、もっと"エスペラント"の旅がしたくなること請け合い。)
楽しみです。
Mi antauxgxojas, ke la retejo de pasporta servo estos bone desegnita.


Wall St. Journal の記事より『エスペラントの特典?世界で無料宿泊』
One of the Perks of Speaking Esperanto? Free Lodging Around the World

Speakers all have stories about the first time they learned about the language, the first time they sat down and started to study, and the first time they were able to use it to communicate. These rites of passage provide common ground and a shared identity, even with strangers.
その通りだなぁと思う。
エスペランティストには話のネタがあって、初めて会う人でも「何がきっかけでエスペラントに出会ったのか」とか「なぜ学習を始めたのか」を聞けば、お互い何かしらのストーリーを持っているので、話がはずむ。「OAZOというビルの名前を見て知りました」とか、「中学の数学の先生が教えてくれた」、「亡くなった父親の日記がエスペラントで書かれていた」とか。エスペラントをやっている理由もみな一様ではなく、「旅がしたいから」「彼女が作りたいから」「言語が好きだから」「英語が嫌いだから」「エスペラント界ではその分野の一番になれるから」「世界が平和になって欲しいから」「世界制覇をしたいから」などなど。こうやって書いてみると、エスペラントやってる人には変わり者が多い!?

“Esperantists are quite allegiant to one another,” he says. “When a guest and a host come together, they already have something in common. And it is big: They have Esperanto.”
同じ出身地だったり、同じ趣味を持っていたり、はたまた信じてる神様が同じだったりすると、初めて会った人でも仲良くなりやすい。何か共通な関心事がある人は安心で、打ち解けやすい。
それがエスペラントの場合、関心事自身が言葉なので、言語の壁も突き抜けて仲良くなれますよという。一石二鳥。

もし、海外に住む知らない日本人にメールで泊めて下さいと言っても、なかなか難しいけれど、エスペラントだとそれができてしまう。どこに住んでいようと、会った事がなくてもエスペランティストなら、ウェルカムである。これはエスペラントの文化だと思う。ただおそらく、あまりにマイナーなので、そうでもしないとエスペラントを使う場がない、という裏の事情もある。。。


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