2011年2月28日月曜日

エスペラントで国際交流しようよ

今日スカイプで徳島のエスペランティスト(エスペラントをしゃべる人)と話しました。
彼女は週一回、ロシアのエスペランティストとスカイプを繋いで、両国の若い人にエスペラントを教えています。

そこで意見が一致したのは、若者がエスペラントを勉強しようという動機となるものが少ないということ。
エスペラントの実用性が乏しいから?

でも、これは変わる。
これから変わる。

今でさえ、エスペラントを使う場所はあるし、有効に使ってる人はいる。
ましてインターネット技術、ソーシャルネットワークがもっと普及すれば、状況は劇的に変わる。

もちろん英語がしゃべれたらいいけど、英語にとらわれ過ぎたらいけないと思う。
国際交流=英語がしゃべれないといけない、みたいな。

エスペラントだったらもっと簡単にできるのに・・・。
エスペラントでサルートン!(こんにちは!)と言えば、
英語でハロー!と言うより何倍も親近感が湧くのに。

rとlの発音が間違ってたっていい。
rとlの発音が違うよ、と会話で指摘するエスペランティストはいないし、
指摘するべきことではない。されるべきでもない。
日本人はrとlの区別はしないんだよ、と堂々と言ってやればいい。
だいたい、外国人も日本語にrとlの区別がないことを知っている。

大事なのは、そんな小さなことにとらわれずにコミュニケーションすること。
大事なのは、rとlの発音ではなく、相手に何を伝えたいのか、相手から何を聞きたいのか、相手とどういう関係を築きたいのか。

英語に苦手意識があるからといって、国際交流をすること自体にも臆病になっていませんか?

誰かが言っていました。
"英語を流暢にしゃべれないということは、英語以外の言語を流暢にしゃべれるということだ。"

もっと日本語をしゃべることを誇りに思えばいい。
もっと日本人であることを誇りに思えばいい。

英語が苦手だから、国際交流も苦手というのはもったいない。
そして、国際交流するのは英語じゃなくてもいい。

エスペラントは簡単だよ!
とは間違っても言えないけれど
でも、これだけは言える。
英語より簡単。
日本人向き。

エスペラントをしゃべる人は世界中にいる。使う場所もある。
インターネットでもっと繋がりやすくなれば、確実に使用機会は増える。

今まで何人の外国人と話したことがありますか?
毎年行われる7日間の世界大会には、いろんな国から2000人が集まるんです。
ヨーロッパ、アメリカ、アジア、中東、アフリカから。
会場の廊下ですれ違ったら、みんな既知の間柄のようにサルートン!と声をかけてきます。
そこからはあなた次第。
もちろんエスペラントをしゃべる人の中にも合わない人はいるし、付き合いたくない人もいる。
でも大概はみんなすごくいい人。(ま、ちょっと変な人が多いかな)

最後に、外国人の親友ってよくないですか?
エスペラント繋がりで友達になった子は、関係が濃い~。

そんなエスペラントで国際交流する楽しさを、一度味わってほしいのです。

みなさんはどう思われますか?
コメント、メール、つぶやきください。
 
 

2011年2月27日日曜日

2012年 国際青年エスペラント大会 沖縄で開催 !

毎年世界どこかの都市で開かれる、エスペラント界最大の
青年行事「国際青年エスペラント大会」を2012年に、沖縄で開催します。
(去年はちなみにキューバだった。今年はウクライナ。)

大会と名前は付いていますが、どちらかというと「合宿」に近い。
一週間のプログラムを通して、世界各国から集まるエスペランティスト(エスペラントをしゃべる人)と一緒に観光したり、飲んだり踊ったりして交流を深めます。
参加者は約300人。
2007年には、横浜で世界大会が開かれましたが、
青年大会の日本開催は47年ぶり。
せっかく沖縄でやるので、沖縄の自然・文化・歴史を生かして、お祭りのように楽しい大会にしたいです。

また、青年と名はついてますが、年齢制限はありません。
心が若い人ならどなたでも!
初心者も大歓迎です。
(沖縄大会では、初心者育成に力を入れます)