2009年5月11日月曜日

アンドレイ夕食会

ロシア人若手ピアニスト、アンドレイ・コロベイニコフくんを囲んで夕食会。
話の中で、アンドレイが手紙の中で使った、おしゃれな言葉が登場。
koran dankon → oran dankon
oroは金。
「心からありがとう」=koran dankon
というところを、oro(金)を使って、
「金のようにありがとう」=oran dankon

韓国人のハンさんが来られていたので、北川さんが韓国語と掛けたエスペラントの冗句を披露。
水をついでもらったら、
Multe dankonだが、
酒をついでもらったら、
Sulte dankon.

Multe dankon は実際にエスペラント語にある「たくさんありがとう」という意味。
韓国語で、水は「ムル」
だから、Multe dankon (ムルテ ダンコン)は「水、ありがとう」ともとれる。
一方、韓国語で酒は、「スル」。
Multe dankon をもじって、
Sulte dankon (スルテ ダンコン)= 「酒、ありがとう」という訳だ。

もう一つ、ino(イーノ)という言葉がヨーロッパの若者の間で流行っているそうだ。
もともと-ino は名詞の後ろについて意味を女性にするもので、たとえば
patro=「父」に-inoをつけると
patrino=「母」となる。
でも、これだと言葉がすべて男性中心となってしまう。
ということで、Inoだけで「女性」を表すことにしようというのだ。
男性は、意味を反対にするmal-をinoにつけてmalino。
読み方はマルイーノ。
日本語だと、「丸いの」みたいに聞こえて覚えやすい。

以上、
「オーラン ダンコン」=「(金のように)ありがとう」
「スルテ ダンコン」=「お酒 ありがとう」
「いいの」=「女性」と
「まるいーの」=「男性」でした。

エスペラントは造語が簡単で、すでにある要素を組み合わせて作るので、相手に伝わりやすい。
いろんな単語を作って冗談を言ったり、ことば遊びをするのにもってこいの言語だ。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Mi ŝerce diras ke mi devas iri al maltrinkejo.

Saluton. Mi hazarde trovis vin. Ĉu vi memoras min? En la salono-Zamenhof vi demandis min ĉu mi estas polo. ;-)

匿名 さんのコメント...

Pardonu min. Mi intencis komenti pri la artikolo "エスペラントは生きている", sed mi ne sukcesis. :-P