エスペラントがなぜ流行らないのか。
ある時、宮沢賢治の大ファンだという友達にエスペラント知ってる?と聞いてみた。
「もちろん!」
エスペラントを勉強しようと思ってみたこともあるという。
「でも、なんで続けてないの?」
「音があんまり綺麗じゃないやん?」
・・・
彼女は芸大を出た美術系な人だから、
音にも敏感なのかも。
確かに、エスペラントは開音が多いので、音節音節がつながらず、ハキハキと発音することになる。
それが、見方によってはあまり美しくないということなのだろう。
英語やフランス語は子音が多く、子音で終わることが多い。
その余韻が音として楽しめるのだろうか。
でも、スペイン語やイタリア語も開音が多く、それらの歌が美しくないということはない。だから、エスペラントをもっと流暢にしゃべれれば、もっとラテン系っぽく、Ivo Lapennaのようにほがらかにしゃべれるのかと思ってトライしてきたが、いまだその境地には至っていない。美しいエスペラント。目指せ。
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