2011年3月3日木曜日

国際青年エスペラント大会とはどんなもの?

来年の夏、沖縄で国際青年エスペラント大会 (Internacia Junulara Kongreso) が開かれます。
では、国際青年エスペラント大会(以降IJK:イーヨーコー)とはいったいどんなものでしょうか?

私の経験(昨年のキューバでのIJK、一昨年前のクロアチアでの青年合宿MIROなど)と、聞いた情報などを元に説明します。

開催期間:一週間
開催時期:7月の後半~8月前半が通例。
参加人数:200名前後。(年によって違うが、ヨーロッパ開催だと多く、ヨーロッパ以外では少なくなる傾向。)
参加者年齢:20代が中心だが、10代はもちろん、40代以上のもいる。


IJKを一言でいうと、交流「合宿」。
代表委員会、勉強会などのまじめなプログラムもありますが、基本的には食べて、飲んで、踊って交流を深めるのがメイン。一週間の寝食を共にするので、カップルも数組生まれます。

参加費は夏休み中の学校を貸りるなど、できるだけ安い宿を使うので、かなり安い。
キューバ・クロアチアでは、観光などのプログラム、一週間の食事など全て含めて約2万円。
(沖縄でも、若い人にはできるだけ安く抑えられるようにします。)


大会ごとにテーマが設けられ、それに沿って様々なプログラムが用意されます。
(沖縄大会のテーマは「エスペラントの風 ~ IJKと地元の人との交流~」です。)
よくあるプログラムは、開催国の言語を超特急で習う授業、ダンスのレッスン、各国文化の紹介、ギター・バンドなどの演奏会。夜はオープンスペースで音楽が流され、踊り好きが多いので、さながらクラブの様相を呈します。

大抵一週間のうちの一日半程が観光に当てられ、近くの名所などを周ります。
クロアチアでは小規模(約20人)だったので、主催者の友人宅(非エスペランティスト)の家へ遊びに行ったりもしました。

プログラムはいろいろ用意されますが、同じ時間帯に複数の番組が用意されている場合は、好きなものを選ぶことになります。大学の授業を選ぶ感覚に似ています。途中で変更しても構いません。
また、催しに出なければならないという制約もなく、宿舎でのんびり過ごしながら、気が向いたときにだけ顔を出す人もいます。ゆっくり休暇を楽しむというスタンスですね。
(キューバではプログラムも少なく、海辺だったので、まさにそんな雰囲気でした。)
プログラムの合間を見計らって、サッカーなどのスポーツに興じるのも楽しみの一つです。

と、私が知っているIJK(国際青年エスペラント大会)はこんな感じ。
今年ウクライナのキエフで行われる、IJK(7/14~21)には私を含め、すでに何人か参加予定です。
みなさんも一緒に行きませんか?

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